みなさんこんにちは。MADOショップ福岡須恵店です。
「冬になると実家がとても寒くて心配…」と感じる方は少なくありません。特に高齢のご両親が住む家では、寒さが健康に直結するため、住環境の改善は大切な課題です。その原因の多くは“窓”にあります。住宅の熱の約6割が窓から逃げていると言われ、窓改修は寒さ対策の第一歩です。

そこでおすすめなのが施工も比較的短期間で済む「内窓(二重窓)」の設置です。既存の窓の内側に新しい窓を取り付けることで、断熱効果が大幅にアップ。冷気の侵入を防ぎ、結露も抑えられるため、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。施工も比較的短期間で済むため、住みながら工事できるのも安心です。(内窓設置は1窓あたり約1時間程度。)
ちなみに入浴に関連する事故の原因となる「ヒートショック」は、寒い冬場に多く、特に高齢者によく見られます。ある調査によれば、1年間の入浴関連事故による死亡者数は1万9,000人にのぼり、交通事故の死亡者数より多いといわれています。
さらに居間や脱衣所の室温が18℃未満の住宅では、入浴事故リスクが高いとされる熱め入浴(42℃以上)約1.8倍に増加します。また、部屋間の温度差を無くすために居室だけでなく、家全体を暖かくすることが重要になってきます。
他にも断熱改修によりコタツが不要となることなどで、住宅内の1日の身体活動が最大で約50分増加する可能性があると言われています。
断熱対策の窓改修は、健康と快適さを守る投資です。国や自治体の補助金制度を利用できるケースもあるため、まずはご相談ください。
寒さ対策をきっかけに、家族が安心して集まれる住まいへと整えてみてはいかがでしょうか。