和室の障子が面倒?内窓設置で手入れも断熱も快適に。

みなさん、こんにちは。MADOショップ福岡須恵店です。

障子は、和室に日本らしい品格とやすらぎをもたらす建具です。
そのやわらかな光と陰影の美しさは、四季の移ろいを感じさせ、古くから人々の心を魅了してきました。

和室 和障子


和障子は、こうして長い年月をかけて日本の暮らしに寄り添い、今なお多くの人に親しまれていますが、実際に暮らしていると「すぐ破れる」「張り替えが大変」「冬は寒い」といった悩みも多いのも事実です。特に小さなお子さまやペットがいるご家庭では、頻繁に破れてしまい、修理や張り替えの手間が負担になりがちです。

障子 破れ

そんなときにおすすめなのが、障子の代わりに内窓を設置するリフォームです。内窓とは、今ある窓の内側にもう一枚樹脂製の窓を取り付ける工法で、断熱性・防音性・気密性が大幅にアップします。和室にも設置でき、障子風デザインの内窓も豊富にあるため、和の雰囲気を損なわずに快適な空間を保つことができます。

たとえば、和紙調ガラスを使った内窓なら、障子のような柔らかな光を通しつつ、破れる心配がなく、ほこりや汚れもサッと拭くだけでOK。面倒な張り替え作業から解放されます。また、冬の冷気や結露を抑え、夏の冷房効率もアップするため、年間の光熱費削減にもつながるのが大きなメリットです。写真のようなYKK APの和室用複層ガラスの内窓では、すり板ガラスを透明ガラスの間に格子が入っているため、格子の上にホコリがたまる心配がいらなくなります。

YKK APの和室用複層ガラスの内窓

さらに、内窓は外窓との間に空気層をつくることで音の伝わりも軽減。外の騒音や、室内の声・テレビ音の漏れも抑えられるため、静かで落ち着いた和室空間が実現します。つまり、障子は日本の美意識を守りつつ、現代の暮らしに適応して生き続けている建具なのです。

最近では、国や自治体の断熱リフォーム補助金制度を活用できるケースもあり、思ったより手軽に設置できることも多いです。障子の手入れに悩んでいる方、寒さや結露に困っている方は、まずは「和室の内窓設置」について相談ください。

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