みなさん!こんにちは。MADOショップ福岡須恵店です。
内窓を設置する際、「隙間なくピッタリ収まる」と思われがちですが、実際の現場ではそう簡単にはいきません。
その理由のひとつが、既存の窓枠や開口部の“歪み”です。
建物は長年の使用や経年変化によって、わずかに傾いたりねじれたりしています。そのため、一見まっすぐに見える窓枠でも、実際には水平・垂直が出ていないケースが多くあります。
内窓は工場で正確に製作された製品のため、歪んだままの開口にそのまま取り付けると、建付け不良や開閉不具合の原因になります。そこで、取付時にはスペーサーなどを使って歪みを補正し、内窓本体をまっすぐに設置します。
しかしこの“補正”を行うことで、今度は既存枠との間にわずかな隙間が生まれてしまいます。
この隙間をそのままにしてしまうと、気密性や断熱性の低下につながるため、適切な処理が必要になります。

今回の現場では、もともと和障子が設置されていた開口部に、4枚建ての内窓を取り付けました。


すき間にはスペーサーを挿入し、新設窓の水平を正確に出していきます。
内窓の開閉性を確保するため、1mm単位で微調整を行っています。
内窓は比較的短時間で施工可能ですが、仕上がりに直結するため、細部まで丁寧に取付を行ってくれています。

今回のように開口が大きい窓は、歪みが出ているケースが多く、高さ(H)で約8mmの差がありました。
「たった8mm」と思われるかもしれませんが、歪みを調整した後は、上の写真のように隙間を埋めるためのスペーサーが見えてしまうことがあります。



こういった場合には、気になる隙間にコーキングを行い、見た目もきれいに仕上げています。細かな部分にもこだわることで、より満足いただける仕上がりになります。


コーキング材の色も目立たず、隙間もきれいに隠れました。
内窓は手軽に設置できる反面、施工精度によって性能や見た目に大きな差が出ます。
今回のように
- 歪みをしっかり補正すること
- 細かな隙間まで丁寧に処理すること
この2つを徹底することで、断熱性・気密性はもちろん、見た目の完成度も高まります
内窓をご検討中の方は、価格や施工時間だけでなく、こうした「見えない部分の施工」にもぜひ注目してみてください

